放送大学基礎科目選択の比較検討(独断)

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放送大学が、今後、海外在住者に向けて授業を展開していく、という試みがあるらしく、海外モニターとして、もしかしたら授業に参加できるかもしれない、という機会をいただいたので、それぞれの科目の雰囲気を調査してみました。

基礎科目と、オンライン授業の2種類に分かれていて、細かい違いはわかりませんが、それぞれから第1希望、第2希望まで応募できます。

基礎科目の候補

基礎科目候補は以下の8つの授業が提供されるようです。

「放送大学海外受講モニター調査・応募票」より(最終閲覧2023年3月15日)

放送大学のウェブサイトにも、それぞれの授業の概要が記載されています。

【講義概要】
問題とは何か、どう発見し、どう解決するか、そのために必要な情報をどのように収集・整理し分析するかといった一連の過程を通し解決策を見いだす科学的技法を、様々な分野からの問題発見と解決の具体的な事例とともに紹介する。この考え方を応用し生涯に渡り主体的に学ぶことを、そして、多様な協働して学び活用するスキルを身につけることを目指す。

放送大学「問題解決の進め方(’19)」https://www.wakaba.ouj.ac.jp/kyoumu/syllabus/PU02060200211/initialize.do(最終閲覧び:2023年3月16日)

しかし、これだけ読んでも全然雰囲気が伝わって来ず、選びようがありません。そして、YouTubeで検索してみると、ほとんどのコースの先生が実際に喋って、雰囲気が一発で伝わってくることを発見しました。

以下、各講義の様子をYouTubeで見ていき、私なりの感想を述べさせていただきます。

問題解決の進め方

社会人に役立ちそうな、課題の整理、解決の進め方など。誰にでも役に立つには間違いない内容。知的好奇心的には非常に面白そうであるとともに、水木ゆうなさんが、おじさん、おじいさん先生の聞き手として入ってくださることで、非常にコンテンツがソフトになって聴きやすさが格段にアップしている印象。

希望度:★★★★☆

身近な統計

スポーツでの統計など、ロペスや筒香やレアードが出てきたり、かなり工夫されている印象。Yahoo!とのコラボや柔道部の時間帯における罰則、技術点の分析など、各分野のトップの人材が出てきてくれて面白い。しかし、数式が出てくるところは眠くなりそうなのと、ユームア的なところはあまり感じられません。

希望度:★★☆☆☆

初歩からの数学

アシスタントの樋口さんが少しわかりやすく噛み砕いてくれます。高校レベルの数学をもう一度おさらいしたい人には良さそうです。

希望度:★☆☆☆☆

フランス語

初っ端から強烈な2人のフランス人の掛け合い。そしてギターもジャカジャカ弾いて熱唱するパトリック先生。面白すぎます。それでいて東大教授。どうなってるの?。フランス語、全く必要ないし、勉強したこともないのですが、ぶっちぎりの第一希望です。ユーモアって大事。

希望度:★★★★★

食と健康

先生はおじさん2人なのですが、番組の作りがテレビ番組みたい。しかも食レポのような。みてるだけで楽しい。全然勉強という感じがしない。これで勉強になるんだったら全然苦痛じゃない。BGMもいい!

希望度:★★★★☆

心理学概論

ロケが多いのが見やすくて工夫されているな、と。また、仲良し女性2人という感じで楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

希望度:★★★★☆

情報社会のユニバーサルデザイン

まさに「今」のトピックに思われます。アクセシビリティ、ユーザビリティなど、これから必要になってくる考え方が豊富に盛り込まれて、面白いと思います。

希望度:★★★☆☆

物理の世界

残念ながら、動画がないため、雰囲気がわかりかねます。同じ岸根順一郎先生の動画より類推するに、色々と見える化していただいて難しい物理をわかりやすく伝えてくれようとしてくれていると思います。

希望度:★★☆☆☆

まとめ

真面目な内容の講義では、逆に、ユーモアがないと、私のような俗人には続けるのは難しい。なので、知的好奇心もさることながら、自分がしんどくなく続けられそうという観点で下記の通りの順番になりました。

①フランス語

②食と健康

③問題解決の進め方

④心理学概論

⑤情報社会のユニバーサルデザイン

⑥身近な統計

⑦物理の世界

⑧初歩からの数学

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