facebookが日本語対応してくれない

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市場規模、人口、諸々要因あるのでしょうか。

facebookは、グループ運営メニューなど、細かいところの日本語は雑です。

facebookグループの管理者・モデレーター泣かせの「承認しない」ボタン

「クズ」というキーワードでアラートが上がってきたコメント。

選べるのは、「承認しない」と「削除」。

削除はこのコメントを削除する、だとは想像がつきます。

一方、「承認しない」が曲者であります。

最初に考えたのは、「このコメントが差し止められてて、みんなに表示されるためには承認が必要」ということであります。

しかし、「承認」ボタンはなく、「承認しない」しかありません。

投稿者の顔写真を押して、投稿に飛んでみると、すでに当該のコメントには「いいね」が既についています。

なので、「承認しない」ボタンは、今回のアラートを、アラートとして認めない(「承認しない」)という意味なのだ、と推測されます。

思い切って「承認しない」を押してみると、アラートが消えて、コメントは残りました。

「いいね」ではないリアクションをしたいユーザー待望の「care」ボタン

数年前に登場した、ハートを抱える「大切だね」ボタン。

元々、英語では「care」。

facebookでは、「いいね」ボタンしかありませんでした。

「いいね」がつくような見栄えの良い、今で言うinstagramのような投稿をしなければ、という心理的な傾向がありました。

投稿のハードルが上がり、投稿頻度が下がり不活性化してしまいます。

また、大変なことがあったりとか、身内の不幸をお知らせする投稿を読んだ場合、「いいね」ボタンは押しにくい、ということがありました。

投稿する方も、ネガティブなことは投稿しにくい、ということがありました。

「care」ボタンは、ユーザーに熱望された機能だったと言えるでしょう。

careの残念な日本語訳により抜け落ちた思いやり

身内の不幸や、悲しいこと、辛い投稿に対するレスポンスとして生まれた「care」ボタン。

「care」ボタンには、本家本元の英語バージョンでは、思いやる、心配している、気にかけているよ、といったニュアンスが強かったのです。

ところが、日本語訳で採用されたのは、なんと

「大切だね」

「care」ボタンには含まれていない意味合いが選ばれてしまいました。

これは1ユーザーとして、非常に残念でした。

待望の新機能が、斜め上の実装で登場した瞬間でした。

個人的には、

「気にかけているよ」

は、もちろん長すぎるので

「思いやり」

とでもしておけばよかったのでは、と思います。

今後のアプリ、ウェブサイトの日本語対応のインセンティブ低下

日本の一億人超という人口は、アメリカ、中国、インドなど除けば、非常に大きい人口ですし、一人当たりの可処分所得もまだまだあるので、市場規模としては非常に大きく、これまでは、変な日本語を目にすることはそこまで多くありませんでした。

しかし、日本のユーザーが徐々に相対的に減り、お金も落とさないようになっていくと、いい加減な日本語訳のアプリやサイトはどんどん増え、日本語対応すらされないことが少しずつ増えて行くでしょう。

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