はじめに
※2022年は、金額を埋めて、控除を申請するくらいの簡易な確定申告であれば、Chromebookとスマホでリモートで確定申告ができるようになりました。詳しくは「Chromebookとスマホでリモート確定申告する方法(2021年分) 」をご覧ください。決算書の作成が必要な方は、引き続き、この記事でのやり方が一番簡単かと思います。
2021年は、iPhoneのマイナンバーカード読み取り機能で、e-taxが提出できるようになると、どこかで読んでいました。
ところが、私が使っていたマネーフォワードでは提出できず(2021年2月頭時点)。一方、国税庁のサイトには iPhoneでマイナンバーカードを読み込んで提出できるというお知らせが載っていました。そこで、国税庁のサイトとアプリでさっそく始めてみるも、国税庁のサイト・アプリでは、PCブラウザで作成したデータと、スマホで作成したデータは連携できず、スマホで提出するためには数字をちまちまスマホの画面で打ち込む必要がありました。
あまりにも神経をすり減らす作業だったのでこれ以上続けるのは無理と判断して、税務署に行ってIDとパスワードもらってきました。
ところが、しかし、ついに、その直後、2月9日、マネーフォワード クラウド確定申告 で、iPhoneを使った確定申告の送信ができるようになりました。
そしてこれまでの苦労が嘘のように、PC ブラウザのマネーフォワード クラウド確定申告 で作成した確定申告データを、一瞬のうちにiPhoneを使って税務署に送信することができました。
一方、最近 Chromebook を使い始めたら非常に便利でして、日常の場面ではmacの出番がほぼありませんでした。ただ確定申告の場面で必要になるんじゃないかという懸念で手放せずにいました。
今回Chromebook のブラウザ上で帳簿を作成し確定申告書を作成支店iPhone で提出できたことによって、長らく連れ添ってきたmacとお別れできる状況になってしまいました。ほんの少しの寂しさと身辺整理できる嬉しさに打ちひしがれています。
- はじめに
- iPhone、Andoroidでの確定申告提出(MFクラウド・freee・やよい・国税サイト)
- MFクラウド確定申告での確定申告提出の流れ
- 結論:chromebookユーザーとしてはMFクラウド・freeeが一歩リード
iPhone、Andoroidでの確定申告提出(MFクラウド・freee・やよい・国税サイト)
MFクラウドは、2021年2月9日に、freeeは2021年1月18日にiPhone、Androidでマイナンバーカードを読み取り、確定申告データを提出する機能を実装したことで、chromebookとスマホがあれば66万円控除を受けられるようになった。
一方、やよいは対応が遅れており、mac、Windowsでカードリーダーを接続してのマイナンバーカード読み取り、確定申告データ提出機能の実装にとどまっています。
国税サイトでは、スマホを用いず、chromebookだけでも65万円控除の適用が可能ですが、税務署まで出頭(?)してID・パスワードの発行を受けなければいけません。
freeeの新機能実装のタイミングは少し早く、マネーフォワードには少しヤキモキさせられました。しかし、私のような零細個人事業主にとっては、月々1,078円のマネーフォワード、月々1,628円のfreee会計を比べると、マネーフォワードクラウドに軍配が上がります。
この記事を読んでおられる方は、Chromebookを選ばれるような好奇心旺盛な方だと思われるので、会計のことを学ぶという観点でもマネーフォワード クラウド確定申告 を選ばれるのがオススメです。
一方、会計知識にあまり関心がない、本業に集中したい、多少の追加の経費はかかっても厭わない、という方は、freeeをお勧めさせていただきます。
マネーフォワード クラウド確定申告での確定申告提出の流れ
左のタブから、確認・提出を選択
結論:chromebookユーザーとしてはMFクラウド・freeeが一歩リード
今後、やよいも対応する可能性がありますが、2021年2月の時点でスマホでの提出に対応したMFクラウド、freeeが脱mac、脱windowsにおいて、一歩リードしています。特に、1月中に対応していたfreeeは素晴らしいと思います。2月に対応したマネーフォワード クラウド確定申告 はギリギリセーフ。国税サイトも、PCのブラウザで作成したデータを、スマホでも引き継げるようになれば、一気に使い勝手が良くなると思います。
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