アメリカ優良銘柄500種のパッケージを購入して、楽な暮らしを実現しよう

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ゴールは「今より楽な暮らし」

お金持ちになる、ということと、投資をするということは共通の部分がたくさんある一方で、全く一緒ではありません。

ゴールを曖昧にしたままで、収入だけを追い求めると、死ぬほど働いて命を削って家庭を顧みずにお金を稼いだり、人生の最後に後悔することになりかねません。

私の提案するゴールは、「今より楽な暮らし」。

「楽な暮らし」とは、

1つ目には、収入を得るために無理をして長時間働いている人がいたら、投資による利益で、収入を補い、労働時間を短縮する。または、収入を落としてもやりたい仕事ができるようにする。「稼ぐ」ときに楽になる。

2つ目には、自分のしたいこと、欲しいものでお金がなくて我慢している人がいたら、我慢しなくてよくなる暮らし。「使う」ときに楽になる。

稼ぐときにも使うときにも我慢しないで楽になる暮らしをゴールにすることで、漠然と「1億円貯めること」を目標にするより、ゴールがぐっと近づきます。

2022年の資産の預け先の正解はSBI証券

銀行に現金を預けても金利はつかず、窓口で勧められる投資信託はボッタクリばかり。私達が買いたい商品ではなく、銀行が売りたい商品を売りつけられるのが現状です。特に、退職金を狙う銀行マンには注意が必要です。

また、証券会社も、担当者がつくような、窓口メインの証券会社だと、もちろん担当者もノルマがあるので、その時に売りたい商品が紹介されます。そして、もちろん彼らの給料や会社の建物・賃料も手数料から出ますので、お得とは言えない商品ばかりです。

私は、母が信用金庫で、年金タイプのものを預けていたので、解約を手伝ったのですが、窓口の女性係員と世間話をしていたら、女性係員は、他のところでS&P500メインで運用していることが判明しました。ちなみに、ゆうちょ銀行の係員数人と話をしたときは、S&P500という言葉を知らず、どうやって情報を得るのか、と逆に私が聞かれました。

銀行✕、証券会社の窓口✕、となると、残りはネット証券しかありません。2022年現在、これまで人気だった楽天証券の改悪が続いているので、SBI証券がベストです。

更に、SBI証券では、楽天証券からの移管を促すかのように、移管手数料全額負担キャンペーンを行っています。

正解はアメリカ優良銘柄500種のパッケージ(投資信託)

SBI証券に申込みが完了したら、何を買うかをお伝えします。

結論から言いますと、「楽な暮らし」には、アメリカ優良銘柄500種をパックした投資信託が最適解です。

私は、本格的に投資をするまで、投資をするなら個別株かFXをやるべき、と思い込んでいました。一方の投資信託については、消費者の手数料を巻き上げて、証券会社が儲けるための、あこぎない商品だと思っていたのです。

そして、2019年、コロナショック後に、個別銘柄(三菱商事、NTTドコモ、ジョンソン&ジョンソン、アップル、P&G、マイクロソフト、ソフトバンクグループ)を買ってみたのです。

ところが、各社のROEを見たり、ニュースを見たりして、また、株価の値動きに一喜一憂して、全然「楽な暮らし」になりません。また、投資の先輩方のブログを見たりしても、非常に勉強されており、まったく追いつける気がしません。

そこまで、企業の活動に関心を持って探求する情熱が持てないのです。

ただ、勉強を続けるうちに、S&P500という、アメリカ優良銘柄500種の指数と、S&P500をパッケージにした投資信託、ETFを知りました。

なんと、数十年にわたり、右肩上がりの成長を続けている実績がある、というのです。しかも、手数料は、0.1%以下。これまで、ぼったくり、と思い込んでいた投資信託のイメージがひっくり返りました。

S&P500のチャート

S&P500は、日経平均株価のような経済指数で、なおかつ、米国の優良500社が耐えず精査されながら入れ替えられています。S&P500の投信・ETFは優良企業を自分で見極める、という作業をアウトソーシングできて、なおかつ、手数料も0.1%で済む、嘘のような商品です。

商品の正解は、SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)

さて、日経平均と同じ値動きを目指す投資信託がいくつかあるように、S&P500と同じ動きを目指す投資信託・ETFもいくつかあります。

ここでは、SBI証券で日本円で購入できる(為替が必要ない)商品を挙げてみます。

「SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」

「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」

どちらも非常に素晴らしい商品で選ぶのは難しいですが、こだわりがなければ、手数料が僅かに下回っている、「SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」でよろしいと思います。(「大和-iFreeレバレッジ S&P500」も手数料は0.99%と抑えられていますが、S&P500の2倍の値動きを目指すので、ここでは取り上げません。)

投信・外貨建MMF|SBI証券
投資信託ならSBI証券。投資信託はNISAやつみたてNISAとの相性もばっちり。SBI証券なら業界屈指の商品ラインナップで100円からはじめられます。ポイントがたまる投信マイレージサービスや投信積立もオススメ。初心者の方も簡単に始められます。

「iDeco」「NISA」「つみたてNISA」どれ!?

ここでも、「楽」を目指しましょう。

まずは、iDecoの枠いっぱい、「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を購入。なぜなら、税金が安くなるから。残念ながらiDecoでは「SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」が買えません。

手持ちの現金があまりなく、今年の拠出可能額が40万円以下、という場合は、つみたてNISAで毎月拠出しましょう。今年は40万円以上拠出できる、という方は、NISAで120万円まで、なる早で一気に買ってしまうことをオススメします。

毎月同じだけ拠出する、という方法は、上がったり下がったりする指数に対しては、リスクを減らせる素晴らしい方法ですが、右肩上がりの指数を対象にしている場合、できるだけ早く、多く、拠出する方が利益が大きくなります。なので、私は1月1日に、120万円、NISAで購入するようにしています。

そして、何回にも分けて購入する、という手間が無くなり、「楽」な生活に繋がります。

いつ売るか

買ったはいいけれど、いつ売るのか、ということも大変重要です。S&P500を対象にしている場合は、買い方より売り方の方が難しいと思います。

お金は、使わなければ意味がありませんから。

増えたお金を使わなければ、「楽な暮らし」はできません。

S&P500は、平均すると、毎年7%前後の成長をしています。

ですので、平均すれば、毎年、預け入れ資産の7%分使ってしまってもいいことになります。

今までに比べて、年間に使えるお金が70万円増えれば、あくせく働かなくてよくなり、必要なものを我慢せずに購入できる、という人がいれば、1000万円分のS&P500があれば目標達成です。

もっと安全に使うには、毎年7%まで使える、と思わず、4%までは使える、と考えて、使っていく(4%ルール)という方法があります。この場合は、2000万円のS&P500を持っていれば、年間で80万円使える、ということです。

大事なときには、必要なときまではS&P500に入れておいて、必要なときにはしっかり使って、「楽な暮らし」を実現していくということです。

まとめ

「楽な暮らし」を実現するためには、SBI証券のiDeco口座で「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を拠出し、NISAでできるだけ早く多く「SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」に資金を投入し、毎年4~7%、使っていくことです。

可処分所得を増やし、「楽な暮らし」を実現していきましょう。

追加ですが、これまではS&P500が正解ですが、この後、十年、二十年先はインドの時代、アフリカの時代が来るかもしれません。誰にもわかりませんので、十年二十年先に組み替えるのが面倒な人、もう投資したことすら忘れていたい、という方は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」しかないでしょう。

そして、投資に興味が出てきた、趣味として刺激がほしい、という方は、QQQやコモンズ30などに投資対象を広げていけばよいでしょう。投資は淡々と積み増しし、時間や労力は他のことに使いたい、という方は、S&P500、オールカントリーの投資信託を選びましょう。私は後者です。

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